採用 / 除外による選別と新しいアプリアイコン

採用 / 除外のマークと採用フィルタを追加し、除外した画像をまとめてゴミ箱に入れられるようにしました。新しいアプリアイコンを採用し、タグの点検は確認後にのみ記録を削除するよう変更したほか、フィルタやメニューに関する複数の問題を修正しました。

追加

  • 追加:画像を選別するための採用 / 除外マークを追加しました。Pで採用、Xで除外、Uでマークを解除でき、すでに同じマークが付いている画像でもう一度押すと解除されます。複数選択時は選択中の画像すべてにまとめてマークを付けられ、メニューバーの「画像」メニューや、サムネイル・メイン画像のコンテキストメニューからも操作できます。マークはMac上のPicserタグライブラリに保存され、画像を移動するとマークも一緒に移ります。一括コピー時に「コピーにも Picser のタグとマークを引き継ぐ」をオンにすると、コピーにも引き継がれます(Proが必要。権利が失効した後も既存のマークは表示されますが、変更やフィルタはできません)。
  • 追加:サムネイルの左上に採用(緑の旗)または除外(赤いバツ印)のバッジを表示し、除外した画像のサムネイルは薄く表示するようにしました。3種類のサムネイルレイアウトすべてで共通です。ツールバーに採用メニューを追加し、アイコンで現在の画像のマークがわかるようにしました。マークを付けるとトーストで結果を知らせ、VoiceOverでもマークの状態が読み上げられます。
  • 追加:ツールバーに採用フィルタ(すべての画像 / 採用のみ / 除外を隠す)を追加しました。タグフィルタと組み合わせて使え、ウインドウごとに個別に設定されます(Proが必要)。
  • 追加:「除外した画像をゴミ箱に入れる…」を、メニューバーの「画像」メニューと採用フィルタメニューに追加しました。タイトルには枚数が表示されます。対象は現在のタグフィルタ結果に含まれる除外した画像すべてで(「除外を隠す」の設定には影響されません)、一括削除と同様に確認画面が表示され、残りの項目のキャンセルや失敗した項目の再試行に対応し、初期設定ではゴミ箱に移動します(Proが必要)。
  • 追加:設定の「キーボード」に「採用 / 除外」セクションを追加し、対応するキーを一覧表示するとともに、「マーク後に次の画像へ移動」オプションを用意しました(初期設定はオフ。1枚だけにマークを付けるときのみ有効。Proが必要)。
  • 追加:初期画面、設定の「情報」、「Picser について」ウインドウに、動くPicserマークを追加しました。丸い点がまばたきをしたり、マウスポインターのほうを見たりします。「情報」と「Picser について」では、点・採用の旗・除外のバツ印が順に切り替わり、クリックすると次の表示に進みます。macOSの「視差効果を減らす」がオンのときは自動でまばたきや切り替えをしませんが、クリックによる切り替えはできます。メニューバーの「Picser について」は新しいウインドウになり、アプリ名の下にキャッチコピー「ただ、純粋に見る。」を表示します。

変更

  • 変更:アプリアイコンを新しいデザインに刷新しました。これまでのアイコンの白い一筆書きのPと青を基調とした配色はそのままに、Dockでもひと目でPicserとわかるようにしています。Pの内側にあった太陽と2重の波は、赭色がかったオレンジの丸い点ひとつにまとめました。次の画像を見つめる瞳のように、「画像を見る」というアプリの役割を表しています。Pの線は太く、縦画は短くし、背景はより深い藍色のグラデーションに変更しました。以前のアイコンは小さく表示すると波がつぶれていましたが、新しいアイコンは背景・P・点の3つの要素だけで構成され、DockやFinderのリストなどの小さなサイズでもくっきり表示されます。macOS 26では、システムのLiquid Glassによる光沢も表現されます。
  • 変更:タグの点検は、確認のみを行い自動では削除しないようにしました。「今すぐ点検」では移動したファイルの修復と見つからない画像の一覧表示のみを行い、それらの記録とタグ、採用 / 除外のマークは「無効な記録を削除…」をクリックして確認した後にのみ削除されます。これまでは点検するとすぐに削除されていたため、外付けディスクやネットワークディスクが接続されていないと、そのディスク上のすべての画像のタグが消えていました。現在は、接続されていないディスク上の記録はオフラインとして別に表示され、削除されません。
  • 変更:フィルタ条件の変更で現在の画像が非表示になったとき、最初の画像に戻るのではなく、その後ろにある最も近い画像に移動するようにしました。「除外を隠す」がオンの状態でXを続けて押すと、1枚ずつ先へ選別を進められます。
  • 変更:フィルタ結果が空のときの案内を、タグフィルタと採用フィルタの両方に対応させ、「すべてのフィルタをクリア」で採用フィルタも解除されるようにしました。この状態でもキーボードショートカットがすべて無効になることはなくなり、フォルダの切り替えや再オープン、Escキーを引き続き使えます。
  • 変更:設定ウインドウの高さが表示中のページの内容に合わせて自動で変わるようにしました。ページの切り替えやパネルの展開・折りたたみの際は滑らかに伸縮し、画面に収まる場合はスクロールバーが表示されません。設定を開き直すと、前回表示していたページに戻ります。
  • 変更:購入パネルの高さも内容に合わせて自動で調整されるようにしました。「含まれる内容」では、採用 / 除外で選別、タグとスマートフィルタ、切り抜きと書き出し、EXIFとスライドショーの4つのPro機能を紹介し、年間サブスクリプションと買い切りライセンスで利用できる機能は同じであることを明記しました。特定のPro機能から開いた場合は、その機能のグループが先頭に表示されます。
  • 変更:ツールバーの削除ボタンを、使用できるときは赤で表示するようにしました。現在の画像に対するツールバーボタンの並びをタグ・採用・削除の順に変更し、macOS 26以降では削除ボタンを独立したグループに配置しました。

修正

  • 修正:フィルタをオンにしたままフォルダを切り替えると、前回の閲覧位置が復元されずに最初の画像に戻る問題を修正しました。
  • 修正:複数のウインドウを開いているとき、あるウインドウでフォルダを開くと、ほかのウインドウで画像のタグが表示されなくなる問題を修正しました。また、別の場所で削除したタグが、フォルダを再読み込みした後も表示される問題も修正しました。
  • 修正:タグフィルタの「すべてのタグ」モードの条件が知らないうちに緩くなる問題を修正しました。現在のフォルダで選択中のタグを使っている画像がなくなると、そのタグが条件から外され、「AとBの両方を含む」が「Aを含む」になっていました。現在は選択したタグがすべて条件に残り、該当する画像がなければ結果は空になります。こうしたタグはフィルタパネルに0件として表示されるため、選択を解除できます。
  • 修正:フォルダを開くたびにすべてのウインドウで「N 枚の写真のタグを同期しました」と表示され、起動時に点検結果が表示される問題を修正しました。これらのバックグラウンド処理は、成功時には通知せず、失敗時のみ通知します。
  • 修正:メインウインドウ上部の通知の文章が長いと、省略記号で途中が切れて読めない問題を修正しました。現在は最大3行まで折り返して表示し、短い通知は1行のままです。
  • 修正:「画像 / フォルダを開く」パネルでフォルダを選択すると「開く」ボタンが使えず、画像ファイルしか選べなかった問題を修正しました。
  • 修正:メニューバーとツールバーで、並べ替え、サムネイルレイアウト、採用フィルタなどのメニュー項目にチェックマークが表示されない問題を修正しました。コンテキストメニューのクイックタグや採用 / 除外の項目も、macOS標準のチェックマーク表示に変更しました。
  • 修正:メニューバーにキーボードショートカットが表示されない問題を修正しました。「左に 90° 回転(⌘[)」「採用(P)」のように、メニュー項目名の後にショートカットを表示し、ショートカットをカスタマイズすると表示も更新されます。
  • 修正:macOS 26 / 27で、ショートカットの記録欄でキーを記録できないことがあったり、文字が中央に揃わなかったりする問題を修正しました。保存済みのカスタムショートカットはそのまま引き継がれます。
  • 修正:購入パネルを開いたまま表示言語を切り替えると、機能の紹介が元の言語のまま表示される問題を修正しました。
  • 修正:表示言語を切り替えた後も、開いているEXIFパネルなど一部の画面が元の言語のまま表示される問題を修正しました。切り替えはすぐに反映され、アプリの再起動が必要なのは一部のシステムメニューのみになりました。
  • 修正:EXIFパネルの開閉時に残像が出る問題を修正しました。閉じた後にメイン画像上に縦線が残ったり、開くときにパネル内を暗い帯が横切ったりしなくなりました。また、パネル上の不要な区切り線を取り除きました。

パフォーマンス

  • パフォーマンス:タグの結合後に、結合したタグが付いた画像のみを再読み込みするようにしました。多くの画像を閲覧した後でも、タグの結合でタグライブラリが長時間ふさがることがなくなり、その間のタグ付けや採用 / 除外のマークも待たされなくなりました。